2012年11月14日水曜日

TRPGシナリオ 番長学園!!<宇宙都市の危機>


<宇宙都市の危機> TRPGシナリオ 番長学園!!

番長学園!!を今やる人は少ないかもしれませんが、
シナリオを他のシステムに流用することはできるかもしれません。

気に入っていただけたら、ご自由に使ってください。
昔、かなりの回数遊んだものです。


TRPG 番長学園!! シナリオ <宇宙都市の危機>

<<イントロ>>
 無限に広がる大宇宙。に浮かぶ地球。
そのかたわらをいま巨大な宇宙船が通り過ぎようとしていた。
そこには、銀色の髪をしている以外は地球人と何ら変わらぬ人々が住んでいる。
その宇宙船、いや宇宙都市のコントロールルームに突然警報が鳴り響く。
 「大変です!動力炉が停止しました!」
 「このままだとあの惑星(地球)に衝突します!」
 「至急あの惑星に使者を送れ!」

<シーンチェンジ>
 青い顔をした異星人が闇の中で笑っている。マントを着たえらそうな男(スペード)。
 「あの宇宙都市を地球に落とせば地球人の9割は掃除できるな。。。」


<<遭遇>>
 ここは平和な番長学園。の放課後。
PCたちの目の前に空の彼方から銀色のカプセルが落ちてくる。
ふたが開くと中には銀色の髪の美少女がはいっている。
彼女の名はクルールという。
クルールは気がつくとPCにここは地球かとたずねる。そしてこう言う。
 「私たちの住んでいる宇宙都市ペガスがこのままでは地球に衝突してしまうのです。」
 「大変申し訳ありませんが、しばらくの間地球の軌道を変更していただけないでしょうか?」
 ここで宇宙船が降りてきて青い顔の宇宙人たちが出てくる。彼らはクルールを連れ去ろうとする。
 「宇宙都市を地球に落として地球人を一掃する計画が地球人に漏れては面倒だからな。」
 こいつらは雑魚なのであっさりかたずけよう。
 そのあとPCとクルールは総番長から呼び出しをうける。


<<総番長の計画>>
 総番長の部屋には披露院菜之さんがいる。

<総番長の話>
 動力がストップした宇宙都市の軌道を変えるため、地球からエネルギーを送る必要がある。
そのエネルギーとして移送可能で充分なパワーを持つ存在が番長学園に一人存在する。
そう、披露院 菜之さんである。
 パニックを防ぐため、この話はなるべく秘密にする必要がある。
そのため、秘密を知る番長生徒であるPCたちに菜之さんの護衛をしてほしい。
 宇宙船を用意するので、準備を整えてもう一度集合してほしい。


<<地球での出来事>>

<クルールの秘密>
 PCたちはクルールがこそこそと校舎裏の林の中に入って行くことに気付く。
そこでクルールは爆弾のようなもの(笑)を手にして悩んでいる。
これは惑星破壊爆弾であり、万が一のときのためにこれをしかけておくことが彼女の使命なのだ。
ここでかっこいいことをするPCがいれば、クルールちゃんは彼に爆弾をたくす。
(ここはラブラブ可能なシーンなので気合でPCを落とすのが私は好きである。)

<菜之さんの失踪>
 集合すると菜之さんの様子がおかしい。
メイド服を着て、耳のあたりにアンテナのようなものがついている。
「私、どこからみても披露院菜之さんですよねー?」
「えーと、みなさん、ばれないうちに急ぎましょう」
 もちろんこれはニセモノである。N-3号というアンドロイドだ。
N-3号はDrエスという熱狂的な菜之さんマニアが造ったアンドロイドである。
Drエスは菜之さんが危険な任務におもむくということを良しとせず、菜之さんを誘拐してダミーを送り込んだのである。
 Drエスは自分の研究所で誘拐した菜之さんオリジナルのデータをとる作業に没頭している。
ここでPCたちと戦闘させてもよい。させなくてもよい。
Drエスは菜之さんが悲しむことはしたくないと思っている。
菜之さんを救出したらいよいよ宇宙に出発だ。


<<宇宙での出来事>>

<宇宙都市目指して>
 なにしろどんどん近づいてるのですぐに着く。ここらで青い顔の宇宙人に襲われてもよい。
戦闘が面倒ならすぐ着く。

<宇宙都市中心部の動力施設へ>
 でかい都市なので中心部までは少し距離がある。
動力施設に着くと菜之さんは中心部の動力炉に案内され、接続作業が始まる。
しばらくすると警報が鳴り響きメインゲートからの通信が入る。
青い顔の宇宙人によってメインゲート付近は占拠されたようだ。
彼らはさらに内部へ侵攻しようとしている。
メインゲートへはみんないくぞ!が使える。

<メインゲートでの戦闘>
 雑魚戦闘。
メインゲートを奪還すると中心部動力施設から通信が入る。
黒マントの男(スペード)に襲われているという連絡である。
みんな行くぞ!で急行しよう。

<最終戦闘>
 動力施設の人々はみんなスペードにやられている。
スペードが菜之さんに手をかけようとしたときPC達が到着する。
スペードは強い。がんばれ。


<<最後のひとがんばり>>

<急いで準備>
 スペードを倒すともう地球はすぐそこに迫っている。
しかし技術者たちはみな倒されている。
ここでDrエスからPCの携帯に連絡が入る。
「いったいなにをしてるんだ!菜之さんは無事か?」
事情を説明すると接続の仕方を指示してくれる。
ただしPCも一緒に接続される。
「おまえらも番長だろうが!少しでも力を貸せ!」

<スイッチオン!>
 動力炉が起動するとPC達は番長力、生命力を根こそぎ吸い取られる。
三途の川が見える頃、急に身体に力が流れ込んでくる。
地球にいる番長達からの応援技である。
そして宇宙都市はその進路を変えてゆく。


<<エピローグ>>
 地球に戻るとみんなが迎えてくれる。
クルールちゃんは優しくしてくれたPCがいれば番長学園に転校してくる。


<<NPCリスト>>

<クルール>
 宇宙都市ペガスの使者。銀色の髪の美少女。
宇宙船を撃墜され、脱出ポッドで降りてくる。
惑星破壊爆弾を持つ。

<青い顔の宇宙人>
 集団で攻めてくる。雑魚。

<総番長>
 番長学園の偉い人。

<披露院 菜之>
 番長力が無限にでてくる人。ルールブックを読め。

<N-3号>
 Drエスが造った菜之さん型アンドロイド。
メイド服を着ている。
 バニーガールのN-1号、チャイナドレスのN-2号もいる。

<Drエス>
 菜之さんマニアの科学者。番長学園では結構有名人。実は2級。
菜之さんが危険な任務に赴くことを知って保護しようとする。

<スペード>
 青い顔の宇宙人の親玉。能力は精神干渉とマイクロブラックホール。
2級か1級。つおい。


1999/06/30 E.Taro

以上の日付は、昔公開したときのものです。
結構古いな。

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