怖れず 侮らず 迷わず
座右の銘としてはあまり味も何もない気もします。
もう少し詳しく書くと、
大敵といえども怖れず
小敵といえども侮らず
事を為すにおいて迷わず
となるでしょうか。
「怖れず 侮らず 迷わず」
というこの言葉は一応私が簡潔にまとめたものです。
もともとは
「秘録 戦国忍者伝」宮崎 惇
という本で読んだ、「三病」という忍者の戒めです。
そこでは、こう紹介されていました。
(一)恐怖心
(二)敵を軽んずこと
(三)思案過ごすこと
怖れず 侮らず は相反することでもあり、中庸、平常心が大切ということにもつながります。
迷わず は、時間をかけすぎるな、ということだと思っています。
だいたい余計な時間がかかってしまうのは迷いのためです。
もともと敵との戦いを前提にしたものでしょうが、かなりいろいろなことに使えると思います。
例えば掃除をしようと思ったとき、
手間、時間がかかること、汚れへの怖れ、
逆に綺麗にみえるから掃除など必要ないという侮り、
どこからやろうかな、いつやろうかななどという迷い、
全てあります。
今とても好きな警句です。
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