2012年12月10日月曜日

TRPG ネクロニカ シナリオ キス・ミー・テンダー


ネクロニカ シナリオ キス・ミー・テンダー 燃えるように口付けて

互いの肉体の接触により発火する身体にされたドールたち
発火する身体がなんとかなるのか、目覚めた場所から脱出できるのかを求めてさまよう

☆☆セッティング

※ローカルルール、採用しなくても良い
 PCに寵愛点4点を与える
 セッション中使用可(4点で狂気点1減少、2点で未練をとれる)

○推奨初期記憶のかけら 以下からひとつ選んでもらう
 パイロマニア(炎好き)
 炎恐怖症
 触れあいたい(スキンシップ依存)
 厳格な父の記憶(友人との交際の制限)

 以下ルールブックより、もうひとつをこれらから選らんでもらっても良い
(03甘い唇 13恋の華 23少女 47嫉妬 53一人ぼっち 57双子 62手をつなぐ 64凌辱 67いじめ 69官能)

会話判定についてローカルルール(採用すると難易度下がります)
 対象への未練に狂気点が残っていない、または未練を持たない対象との会話の場合、任意の未練の狂気点を減らしてよいものとする。


☆☆ アドベンチャーパート

 病室のような場所 壁や床がところどころ焼け焦げている。
 窓はない。地下なのかもしれない。

 機械化された自動手術台の上で目覚める。
 手術台の小さな電光表示板にはPC各自の名前が表示されている。

 あたりを見回すと、
1:それぞれの手術台の上の姉妹たち(PC)
2:壁に目立つ落書き「Don't Touch!」、傍に2体の黒焦げの少女たちの亡骸
3:ドアから入り込もうとするゾンビたち、それを押しとどめている二人の少女
 が見える

1:姉妹の姿と名前を確認

2:壁に「Don't Touch!」という目立つ黒い落書き
 壁際に燃え尽きた2体の黒焦げの少女たちの亡骸 抱き合っているように見える。
 行動判定 成功すると炭化した指先で書いたものだと解る。
 (解ったら狂気判定 PL2人のときは行わない)
 狂気判定したドールは記憶のかけら1つ得る。(17炎 00最終戦争 91戦火 25葬儀 など)

3:
「よかった、目が覚めたわね?」
 ドアのところに半壊状態のドールが2体いる。(シャルロットとバーバラ)(彼女たちが目覚めさせてくれたようだ)
 シャルロット 銀色の服
 バーバラ 赤いドレス
 彼女らは部屋に入り込もうとしているゾンビを押しとどめている。
 かみつかれたりひっかかれたりしていてどんどん壊れてゆく。
 もう武器もなく、移動も難しいようだ。

 彼女たちを見て、自分たちの身体もそうなのだろうと理解する。
 痛みは感じない。かなり壊れても平気なようだ。(人間なら致命傷なのだが、彼女たちは生きている)

 PCたちが傍に行こうとすると、
「お願い、近づかないで」
 と制止する

「あなたたちはここから出ると良いわ。もう少し早く起こしてあげられればよかったんだけど、間に合わなかった、ごめんね。私たちはシャルロットとバーバラよ。それじゃ後はよろしくね、可愛い妹たち。(PCの名前を呼ぶ)みんな元気でね」
(会話判定OK 任意の狂気を減らしてよし)
○ カルマ「脱出」を提示

「キミと一緒で、うれしいよ」
「最初で最後のキスね」
 少女達は口付けを交わすと、そこから炎が発し、彼女たちを包んで、ゾンビに燃え移ってゆく。
 ゾンビと彼女たちは燃え尽きる。
(狂気判定+1、会話判定に成功していれば更に+1)
 記憶のかけら1つ得る。(03甘い唇 08笑顔 13恋の華 17炎 39感謝 73動く死体 など)

1:2:3:処理後
 エラー音がする。
 手術台から繋がっているコンピュータのディスプレイにエラーメッセージが出ている。

※エラーメッセージ 印刷推奨
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「バーニングタッチ セットアップ 成功
 マスター人格のドール人格内へのバックアップ処理を開始します。
 Error マスター人格バックアップ処理が中断しました。再試行しますか?(Y/N)」
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 コンピュータを調べると、この世界のこと、自分たちドールという存在のこと、ネクロマンサーのことなどが少し解る。
 (記憶のかけら 1つ獲得 00最終戦争 99ネクロマンサー 91戦火 12父の腕 30日常 70亡者 など)
 行動判定に成功すると、
  自分たちの中に何かの意識が埋め込まれる前にシャルロットとバーバラに目覚めさせられたこと
  自分たちの身体も触れあうと発火するように造られていること
 が解る。

部屋を出るまで自由行動

 部屋から出て少し進むと、ドールたちを処理しようとする警備機構 警備ロボット
 ロリータが駆けつけてきて助けられる。赤い靴と白いハイソックスの少女。
 ロリータに触れる前に弾丸は蒸発してしまう。警備ロボットも一瞬で蒸発させられる。
 ロリータはPCを抱き起こそうとして止まる。起きるのを待つ。苦しそうだ。
「私はロリータ。シャルロットとバーバラは? 女の子たちが来なかった?」

 シャルロットとバーバラの最後を伝えるなら、ロリータは涙を見せる。
「間に合わなかった……私は燃える身体を何とかしようとしていたの。シャルロットとバーバラは他の姉妹を探しに行ったの」

「ダディは私が灼いてしまったわ。でも、どこかにこの燃える身体のエネルギー源があるらしいの。それを止めれば、触れても大丈夫なようになるかも。探すの、手伝ってくれない?」
○ カルマ「燃える身体からの解放」を提示

 道中、行動判定失敗したPCが落とし穴におちかける。
 全員成功の場合、ロリータが落ちかける。
  判定なしで手をつかむことができるが、燃えあがる。
  【こぶし】パーツを損傷。
  ロリータは自分の持っているパーツを差し出す
  (【かぎづめ】(アクション コスト2 レンジ0 肉弾攻撃2)相当のパーツ シナリオ終了時に消滅)
  「これは別の姉妹のものだけど……使ってあげてくれない? 彼女は私が灼いてしまったけど……
   これが残ったのはあなたのためなのかもしれない……いや、私のためかな……なんで私は彼女と一緒に燃え尽きなかったんだろう」

やや自由行動 探索他

研究室発見

研究室らしき部屋がある。
「なんだか知ってるような気がする……」
ネクロマンサーの日記を発見 机の上にある
行動判定に成功すると、ロリータに隠しておくことができる。

以下印刷推奨
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【焼け焦げた日記 読める部分】
 私の娘たちはストイックなレディに育ってほしかった。
 だから肉体の接触を禁じた。
 しかしそれでも互いを求め、美しく燃えあがる少女たちに、私は別の感動を覚えた。

 (焼け焦げ)

 ロリータに灼かれたのは誤算だった。
 だが、娘たちの心の中に私の自我のバックアップを作っておいたのは正解だった。
 ロリータの心の中は心地良い。
 彼女が愛する者を灼き、壊れてゆくのは面白い。
 彼女に灼かれる者たちが必要だ。愛する娘のために姉妹を造ってあげよう。
 そして新しい姉妹たちの心の中で、また私も彼女に灼かれよう。
 身体が燃えてゆくあのとき、熱い想いを確かに感じたのだ。
 彼女にもう一度抱きしめてもらおう。
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日記を読んだら、記憶のかけら1つ得る。(99ネクロマンサー 12父の腕 17炎 62手をつなぐ 64凌辱 など)


バトルへの誘い

PCたちが脱出しようとしたり、ロリータとの戦闘を決意するとネクロマンサーの人格が現れる。

「やあ、僕が君たちのダディだよ。お前たちの中には私はいない。それは危険だし、つまらない。でもダディは娘たちを見捨てたりしないよ。自分の心が入っていない娘たちというのも、なかなか愛おしい。こっちに来なさい、抱きしめてあげよう。燃えてゆく娘たちを看取るのも、父の務めだ」

 双頭のサヴァントに改造されたシャルロットとバーバラが現れる。
 そしてダディの口調でしゃべる。
「この娘たちには勝手なことをされてしまったよ。でもこの子たちの想いは美しく、心地良かった。御褒美に二人一緒にしてあげたよ」
「あんなに激しく燃えたのに……今はキスもできないのよ?……でも、また分かれる気にもなれないの……」
(狂気判定)

「お前たちの身体……発火するエネルギーの源は、今はロリータの中にある。それを破壊すれば、もう燃えあがることはないよ。私たちに壊されなければ、できるかもしれないよ」


☆☆ バトルパート
 終了条件は敵の全滅
 ダディ(ネクロマンサー)はホラーやレギオンの意識の中にもいるので、全滅が必要

○ロリータ
※ロリータは白兵・射撃・砲撃攻撃に対しては常に防御1(【それでも好きと言って欲しかった(しんぞう)】が壊れるとなくなる)
肉弾攻撃は普通にダメージを与える

※ターン終了時、ロリータと同エリア内にいる全存在は高熱で1ダメージ受ける(防御不可)

(最大行動値 12 悪意8(ほね-1))

【☆ 頭】(10)d
【のうみそ】
【めだま】
【あご】
 【集中】

【☆ 腕】(9)
【こぶし】
【うで】
【かた】
 【火炎放射器】
 【失敗作】

【☆ 胴】(8)
【せぼね】
【はらわた】
【はらわた】
 【しんぞう】

【☆ 脚】(7)
【ほね】
【あし】
 【よぶんなあたま】


○シャルロットとバーバラ(シャルバラ)
(最大行動値 11 悪意10(めだま-1 あし-1 ほね-1))

【☆ 頭】(10)
【のうみそ】
【あご】
 【よぶんなあたま】
 【トラウマスイッチ】

【☆ 腕】(9)
【かた】 
【こぶし】
 【単分子繊維】
 【失敗作】
 【肉の宴】

【☆ 胴】(8)
【せぼね】
【はらわた】
【はらわた】
 【だるま】
 【庇う】
 【しんぞう】

【☆ 脚】(7)
【ほね】


○ゾンビ10体

------------PL2人の場合ここまで

○ナイトメア10体

○燃え滓 頭だけのホラー 2体(最大行動値9 悪意3x2)
【のうみそ】
【めだま】
【ショットガン】
【スコープ】
【ほね】
【はらわた】
【はらわた】

------------PL3人の場合ここまで

ドラッグイーターx2(最大行動値10 悪意5x2)


☆☆ エンディング

 ロリータが倒されると、ドールたちは互いに触れても燃えなくなる。
 彼女の中にそのためのエネルギー源があった。
 その熱い球体は破壊されたロリータの傍にころがっている。

 シャルロットとバーバラは壊された頭だけになって再び口付けあう。
「あのまま燃え尽きた方が格好良かったかな」
「私、あのときより燃えてるわよ?」
「まだダディはいるわ。お望み通り私が灼いてあげたいな、手伝ってくれない?」
「そうだね。いこう、ダディもロリータも一緒に。妹たち、手伝ってくれないか?」
 球体に接触させると、燃え尽きてゆく。
 三人がキスしあっているのが見える。
 それはあいさつではなく、ダディが禁じた、互いを求めるものだった。


☆ NPC

<シャルロットとバーバラ>
PCたちがネクロマンサーの自我を移植される前に目覚めさせる。
口付けし抱き合って燃え尽きる
恋人同士
シャルロットとバーバラにもネクロマンサーの意識が入っている。

<ロリータ>
姉妹たちとネクロマンサーを焼き尽くしたドール。
炎の力が特に強い。
炎を止める方法を探している。

<ダディ>
ネクロマンサー
ロリータに灼かれて身体を失う。
だが、ドールたちの中に自分の意識をバックアップしていた。
ロリータに再び灼かれるため、自分の意識を潜ませたドールを造る。
しかしPCたちへの移植はシャルロットとバーバラに阻止される。
施設内のゾンビやナイトメア、登場しないサヴァントの意識にも入り込んでいる。
それらを使ってドールたちを造ったりする。

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