生き物が、人が、向上してゆくものだとしたら、
いつかみんな天使の状態になってしまうのかもしれません。
天使、でピンとこなければ、聖人とか、神様とか、仏様とか、しっくりくるものに言い換えてください。
天使という言葉は可愛い感じもあって自分にはちょっと良いです。
仏教では六道を輪廻転生してゆくとされていますが、そこから解脱する人もいるみたいです。
それなりに良い自分になろう、と思いながら生きていて、不意に悟りとか解脱してしまうことがあるとすれば、それは躱せないというか、止められないものである気がします。
解脱とか望んでいなくても。
まああえて躱す必要があるものなのかもよく解りません。
そうなってみないと解らないことも、たぶん解ってしまったらもう忘れることはできません。
ただ状態が変化するだけで、そうなろうとか、そうなりたくない、とかいうことでは無い気もします。
六道を生きていて、ずっとそこに留まれるのかどうかは良く知りません。
例えば地獄に堕ちたら、相当長い間そこにいることになるみたいですが、(結構具体的に期間が明示されています)それでも終わりはあるみたいです。
いつかみんな解脱してしまったら閻魔様も暇になって何か始めるのでしょうか。
六道からみんな解脱してしまったら、天界も地獄界も人界も無くなってしまうのかなあ。
解脱しても人界に居ることは可能らしいので、無くなりはしないか。
地獄界が心地良いと感じて留まる人も居るかもなあ。
なんとなく地獄レジャーランド、みたいなものを想像します。
昔はこんな風にして罪を清めていたんだよ、という展示と、体験コーナー付き。
鬼たちも同じ事しててもこっちの方が楽しいかもなあ。
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