何か基準が無ければ、自分が何処に居るのかは解りません。
地面や水面は高さを判断する強力な基準です。
太陽が見えれば昼か夜か解りますし、方角の基準にもなります。
しかし、それらが見えないところでは?
これは場所に限りません。
基準が無ければ解りにくいことはいろいろあります。
例えば、自分がどのくらい進歩したか。
ダイエットなどは解りやすいです。
始めたときの体重が基準になるわけです。
しかし、運動能力や柔軟性などはあまり数値で残らないため、わかりにくいです。
進歩が感じられにくいとも言えます。
創作の分野だと普通作品が残るものが多いので、昔との比較はしやすいです。
しかし、やはり数値の上下で表したりするのは難しいので、上達は感じにくいかもしれません。
各種運動能力テストの方法はあります。
運動能力なら、定期的にテストして記録しておくこともできます。
しかしそれよりも、状態の判断は難しいと理解しておくことが大切だと思います。
意識していないと、記録を見返したりすることも忘れがちですから。
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