【高名な年老いた科学者が、できる、と言った時、彼は大抵正しい。
できない 、と言った時、彼は大抵間違っている。】
何処でいつ読んだのか忘れましたが、印象に残っている言葉です。
知識と経験の効果と、それによる弊害を良く表していると思います。
科学に限ったことではないでしょう。
自動車か列車か忘れましたが、速く走る乗り物が発明されるとき、時速70㎞以上で走ったら人間は窒息してしまう、という意見があったそうです。(時速70㎞ではなかったかもしれません)
これなどは明確な間違いだと今の私たちは解るわけですが、そう言われた方は初めてスピードを出そうとするとき怖かっただろうなあ。
新しいことをしようとする人を鼓舞する言葉だと思います。
ただ、【彼は大抵間違っている】のであって、【絶対に間違っている】ではありません。
自分ができない、できる、と言うとき、できるだけ間違っていないようにしたいです。
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